『三島スカイウォーク』は、地域活性化ビジネスのロールモデル。

全長400メートル（！）、日本一の長さを誇る歩行者専用吊橋『三島スカイウォーク』が開業したのは、2015年末のこと。以来、毎年100万人もの来場者を迎えてきました。

なんといっても最大のウリは、左手の駿河湾から立ち上がる富士山の絶景。左右均整の取れた“パーフェクト”な円錐形が眺められます。そして、アスレチックやバギー、セグウェイなどのアクティビティも充実。週末ともなると、ファミリー層を中心に大いに賑わっています。さらには、三島地域の特産品をふんだんに使用した料理が楽しめるレストラン「森のキッチン」や、地場産品や地元の食材を使った軽食を販売する売店「スカイガーデン」なども好評です。

こうした一連の観光施設・サービスをゼロから立ち上げたのが、私たちフジコーです。そもそものきっかけは、三島生まれ、三島育ちの社長宮澤が長年心に抱いていた「ふるさとに恩返ししたい」という想い。それを結実させたのが、この日本一の吊橋だったというわけです。

地域活性化につなげようという思惑通り、開業翌年には三島市の観光客数が27%もアップ。「スカイウォーク効果」という言葉がメディアで取り上げられたほか、年間100を超えるメディアに取り上げられ、「三島」を全国に発信するきっかけとなっています。2017年度グッドデザイン賞を、「ビジネス」「土木構造物」の2部門で受賞。目に見えないサービスを見える化した規格認証制度「おもてなし認証」においては最高位である紫認証を静岡県内で初めて取得するなど、様々な方面から、受賞・評価をいただいています。現在、立案から運営までを100%民間企業で推進し成功した、全国的にも類のない地域活性化ビジネスとして、各方面から注目を集めています。