チームワークが、 「楽しい!」をつくる。
北村 一
アミューズメント事業部
三島店 店長
北村 一
アミューズメント事業部
三島店 店長
大学生の頃、おもちゃ屋さんでアルバイトをしたことが接客に興味を持つようになったきっかけです。 お店でのやりとりは一期一会に近いものでしたが、それでも、買った人に喜んでもらえたのは、とてもうれしい体験でした。 私自身は入社前までパチンコ店で遊んだ経験はなかったのですが、常連様が多く、より深いお付き合いができることに魅力を感じてフジコーのアミューズメント事業部に入社しました。
パチンコ業はいわゆるレジャー産業になるので、お客様によっては仕事帰りに毎日来てくださる方も。 当然、会話する機会も多く、「息子が大学に受かった」「しばらく入院していた」「最近は仕事が忙しい」などプライベートなことまで話してくださいます。 パチンコだけでなく、私との会話も楽しみにしてもらえていたらうれしいです。
日々、私たちは生活していく中で、さまざまなところで接客を受けていますが、心に残るような接客は決して多くないかもしれません。 だからこそ自分は、「今までに何千人も何万人も接客を受けた中で、数少ない記憶に残るサービススタッフ」と思われる存在になりたいです。
店長の仕事は、ホールの運営全般です。 日々の営業戦略を考えることに加え、遊技台の導入や配置の決定、店内の装飾といったプロデュース的なことなど多岐にわたります。 お店の運営で大切なのはチームワーク。 みんなをひとつにまとめるのが重要な仕事です。
会社から求められているのは、「いかに来客数を増やすか」以上に、「いかに多くのお客様から支持を得るか」ということです。 もちろん最終的には、しっかりと利益を計上する必要がありますが、そのことばかりにとらわれるとお客様の支持が得られなくなるので、バランスが大事です。 店舗のスタッフたちと協力しながら、お客様に喜んでいただくアイデアをつねに考えています。
そして、スタッフの教育も重要な業務です。 パチンコ業界で働いたことのない新規スタッフも多いので、お客様の気持ちを理解できるように、丁寧な指導を心がけています。
2019年に韮山店の店長になり、その後に本店(三島店)の副店長として赴任し、2022年の5月から本店の店長を務めています。 最近は、自分よりスタッフの成長を見ることがやりがいになっています。 入社して9年目ですが、入社半年の時点でホールに立って接客しながら、部下の育成を経験しました。 幹部を目指す社員にはどんどん責任ある仕事を任せるという会社の方針もあり、ものすごいスピードで走り続けている感じでした。
私自身は、仕事を器用にこなすタイプだとは思っていません。 優秀な人が1日に10回何かをして8回成功するとしたら、私はその間に50回やって20回成功するようなイメージですね。 仕事がうまくいく確率は前者の人が多いですが、成功に結びつく回数は私の方が多い。 楽観的な気質のおかげなのかもしれませんが。失敗から学ぶことで、得られる経験値も多いと思っています。
私が新人の頃からのお客様で、店長になったときに、とても喜んでくださった方がいました。 お客様とこのような関わり方を持てる業界は、そうそうありません。 ささやかなことかもしれませんが、この仕事をやっていて良かったと心から思う瞬間です。
「なごみ亭」(三島市一番町)
第8回からあげグランプリ 東日本
味バラエティ部門で最高金賞を受賞したお店です。からあげがとてもおいしいです。