お客様の目線になったとき、 見えてくる景色がある。
山本 亘紀 観光事業部
山本 亘紀 観光事業部
学生の頃、自転車販売のアルバイトをしていて、「聞いたことに答えていない」とお客様に叱られたことがあります。 知識を伝えたつもりでも、理解いただけなかったら伝わってないのと一緒。お客様の目線に合わせた内容で伝えなければいけない。 それを実感したのが、私の接客への思いの原点です。
入社後は、まず三島スカイウォークに配属されました。 お客様の目的は、橋を渡るだけとは限らず、その先のアスレチックを目指されているかもしれません。 そのため、しっかりとヒアリングをした上で、目的に合わせたご案内をするように意識していました。
セグウェイのガイドツアーも務めました。 1時間お客様と一緒にぐるりと回るのですが、その間を楽しく過ごしてもらうために心がけたのは、お客様に合わせた会話です。 満足していただけたお客様には、一緒に写真を撮ってもらったり、お礼の手紙をいただいたりすることもありました。 アルバイトの失敗体験が、今に活きていることを実感します。
現在は、ドラゴンキャッスル内でお客様の対応をしています。 券売機の受付から安全器具の装着、安全講習などが主な業務内容です。
ドラゴンキャッスルはタワー形の遊具施設。 安全講習の後はお客様自身で自由に遊んでいただきます。 タワー上のお客様の元にヘルプで駆けつけたり、外からアドバイスをお声かけすることもありますが、お客様と会話をするシーンは、最初と最後がメインになります。 タワーに登る前、お客様の雰囲気を見て、コースをお勧めします。 体験する様子を下から眺めていて、最後に戻ってきたところで声をかけます。 そこで、「山本さんの言う通りにして良かったよ」と言っていただけると、「やった!」と嬉しくなります。
こんなことを言ったら楽しんでいただけたなというフィードバックを、自分の中で日々繰り返した結果が、今の接客スタイルに結実しています。 この仕事は、周りの状況の観察を怠らず、良いと思ったものを取り込み、自分で積み上げていくことが大切です。
お客様に楽しんでいただけるのが一番のやりがいですから、そのための準備と工夫を常にしています。 お客様のタイプに合わせた会話の引き出しを多く持つことで変化をつけることを意識しています。
単なる「仕事仲間」ではない、もう少し距離の近い関係を築けるのがフジコーの社風ではないかと思います。 もちろん業務上の会話はお互い真剣にしますがそれ以外のところでは風通しが良く、アットホームという一言では表現しきれないような、深いつながりを持てている感じがしますね。
3つの日本一『スカイウォーク・富士山・駿河湾』や三島が一望できる、ドラゴンキャッスルこそ三島のお薦めスポットです! 特に晴れた日の景色は最高です。駿河湾の先に沈む夕日も感動です!